パートナーシップに悩んでいる人は多い。
私も長年悩んでいた。
ある時を境に悩み始めた。
状況の変化、環境の変化、相手への不満など、理由はいくらでもあった。
でも、今、振り返ると、根底には、自分とのパートナーシップが取れなくなったのという原因があった。
自分よりも、周囲からの期待、母、妻、嫁、娘などの役割を優先していた。
私が、どうにかしなきゃいけない。
私が我慢すれば、頑張ればどうにかなる。
人生は修行のようなもの。
そんな風に思っていれば、自分に対しての声掛けも、それはそれは厳しいものになる。
自分の潜在意識の写し鏡である夫からも、いろいろ言われた。
今振り返れば、私が気付くための配役だったとわかる。
でも、辛い時間だった。
夫からの言葉に耐えられたのは、自分が自分にしている対応のほうが厳しかったからだ。
思い出して書いていても「あ~、大変だったね、頑張ったね、よく耐えたねえ」と、しみじみしてしまう。
そんな私に、夫公認の彼氏ができた。
その名も「脳内彼氏」
言ってほしい言葉を、制限なく、恥ずかしげもなく、満足するまで言ってくれる。
そして、無料。
宝塚風でもいい、少女漫画風でもいい、ぐっとくる言葉を、
好きなキャラクター、好きな声優、好きな俳優をイメージして、言ってもらう。
それに、彼氏でなくてもいい。執事、メイド、ばあや。好きな設定にして良い。
やればやるほど、癒され、満たされ、幸せになれる。
お気付きだと思うが、全て自作自演だ。
はたから見れば、一人でニヤニヤしている変な人です。
でも、嫌な気分を的確にとらえ、受け止め、励まし、応援してくれる、
そんな心強いパートナーが、脳内にいるのはとてもいい気分になれる。
そして、やればやるほど、彼氏がスパダリになってくるのだ。
どんなことにも、練習って大事だね。
これなら、自己受容、自己肯定の練習も楽しくできちゃう!
究極のパートナーシップは自分とのパートナーシップだ。
自分が思ったこと、やってきたこと、感じていることを一番知っているのは自分自身。
自分が、自分に対してどういう言葉をかけてくる存在になるのかは選択できる。
できていないことを責める言葉ばかりを言ってくる存在か。
自分の全てを知ったうえで、今の気持ちを受け止め、今までの努力を認め、讃え、やる気が起こるまで寄り添ってくれる存在か。
どんな自分とパートナーを結びたいのか選べる。
自分が本当に望む世界を創るときに、
自分との共同創造をしたときに、
共に楽しみながら進み、喜び合える、笑い合える、そんな自分とパートナーシップを結びたい。
この記事を書いているときに、
これも、YouTubeで発信しようとしている内容で説明できるぞ!とネタができて喜ぶ私がいる。
そして、発信までいかず、どんどん、伝えたい内容はたまっていく。
「簡単に、思いのまま伝えて、早く気楽になりなよ」と言ってくる自分と、
詳細までこだわりたい自分との、お話合いは、まだまだ続く……。
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